ロシアのアニメーション作家、ユーリ・ノルシュテインさんの作品が大好きです。
映像詩人と呼ばれるように、その作品は詩情豊かで、五感を刺激してくれます。
「話の話」の狼の子、霧につつまれたハリネズミ、グッときて、泣きたくなります。
2000年頃、私はコンピューターを使ってイラストを描いていたのですが、
自分の表現したいものと手法との違和感を感じて、迷っていた時期がありました。
その頃ノルシュテインさんのある言葉に触発されて、マシンを捨て(ちょっと大袈裟ですね。。。)、
ゼロから、手描きの道を歩むのだ!!と決意した思い出があります。
(これも大袈裟ですが、その頃は思いつめてたんですね〜〜〜)
写真は、2000年5月、ノルシュテインさんが来日された時、
渋谷パルコブックセンター(当時)で行われたサイン会で「きりのなかのはりねずみ」
にサインしていただいたものです。
ロシア語で、ジュンコチャン!と書いてあるそう。